Episode 08
僕は「補うこと」より、まず傷ませないことが大事だと思っています。
和歌山・岩出でプライベートヘアサロン CAFRE(カフレ)をしている杉本です!
「トリートメントしてるのに、なんか髪がきれいにならない」
これ、お客様からも結構聞くんですよね。もちろんトリートメントは大切です。
僕自身、髪の状態を見ながら、ケラチンが必要なのか、CMCなのか、その髪に今何が足りていないのかを考えてトリートメントをしています。
でも僕は、それより前に大事なことがあると思っています。
それが、そもそも髪をできるだけ傷ませないこと。
今回はそこについて書いてみようと思います!
トリートメントだけで、髪が元通りになるわけではありません。
髪が傷んだら、トリートメントで栄養を入れれば元に戻る。
なんとなく、そんなイメージを持っている方もいると思います。
でも髪って、肌みたいに自分の力で傷を治して、元の状態に戻るものではないんですよね。
だからトリートメントで必要なものを補ったり、手触りやまとまりを良くしたりすることはできても、
傷ませる→補う→また傷ませる
をずっと繰り返していたら、やっぱり限界があります。
なので僕は、
「何を入れるか」だけじゃなく、「どうやって傷ませないか」
を結構大事にしています。
僕が目指したいのは、バージン毛に近い「素髪」です。
僕にとって一番きれいな髪って何?と聞かれたら、
やっぱりできるだけバージン毛に近い、ダメージの少ない髪だと思っています。
ハリやコシがあって、自然なツヤがあって、手触りもいい。
でも、じゃあカラーもブリーチもパーマもしない方がいいの?
というと、そういうことではないんですよね。
むしろ僕は、やりたいならやってほしいです!
髪型や髪色を変えることで気分が変わったり、人に会いたくなったりする。
美容師として、そこはすごく大切にしたいと思っています。
だからこそ、
やりたいデザインを楽しみながら、できるだけ髪の体力を残す。
ここを美容師が考える必要があると思っています。
「今日きれい」だけで終わらせたくないんですよね。
美容室でトリートメントをした日は、当然きれいです。
でも僕が本当に見たいのは、その日だけではありません。
半年後、1年後に、
「前より髪きれいになったな」
と思ってもらえること。
そのためには、美容室でのトリートメントだけではなくて、カラーや縮毛矯正などの薬剤選定も大切ですし、家でのシャンプーやドライヤー、アイロンの使い方も関係してきます。
全部を完璧にする必要はないんですけど、
少しずつ**「傷んでから何とかする」から「できるだけ傷ませない」へ変えていく。**
僕はその方が、結果的にきれいな髪を長く楽しめると思っています。
トリートメントは「治すもの」ではなく、きれいな髪を続けるためのもの。
僕はトリートメントを否定したいわけではありません。
むしろCAFREでは、髪質改善やトリートメントはすごく大切にしています!
ただ、
トリートメントだけに全部を任せないでほしい。
美容室では、今の髪に必要なものを考えて補う。
施術では、できるだけ余計なダメージを出さない。
家では、毎日の扱いを少しだけ丁寧にする。
僕はこの3つが揃って、少しずつ髪がいい方向に向かっていくと思っています。
結局、CAFREがやりたいのは、
髪を傷ませないために、やりたいことを我慢してもらうことではありません。
その逆で、
この先もやりたい髪型を楽しめるように、今の髪を大切にしておく。
そのためのトリートメントであり、髪質改善だと僕は思っています!
次回 Episode 09 美容室に行く日より、行かない日の方が髪には大切です。
美容室できれいにした髪を、その先どうやって守っていくのか。
次回は、僕が美容室でのケア以上に大切だと思っている毎日のホームケアについて書いてみようと思います!


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