Episode 10
シャンプーって、実はトリートメントより大事だと思っています。
毎日使うものだから、まずここから変えてほしい。
和歌山・岩出でプライベートヘアサロン CAFRE(カフレ)をしている杉本です!

ここまでCAFRE JOURNALでは、白髪のこと、ヘッドスパ、髪質改善、予防、ホームケアなど、僕が美容師として大切にしていることをいろいろ書いてきました。
一旦Episode10で一区切りになるんですが、最後に何を書こうかなと考えた時に、やっぱりシャンプーかなと思いました。
なんか地味ですよね(笑)
でも僕は、お客様から
「シャンプーとトリートメント、どっちを良いものにした方がいいですか?」
と聞かれたら、結構迷わず、
「僕ならまずシャンプーから変えます!」と答えます。
今回はその理由と、僕が実際にお客様にお伝えしているシャンプーの選び方についてお伝えしますね!
シャンプーは、髪より頭皮を洗うものだと思っています。
まず僕が結構お客様にお伝えするのが、シャンプーする前の予洗いです。
いきなりシャンプーをつけるんじゃなくて、まず1分くらいを目安にお湯でしっかり流してみてください。
これだけでも汚れを落としやすくなりますし、その後の泡立ちも変わります。
そして洗う時は、髪をゴシゴシするというより、
指の腹を使って、頭皮を揉むように洗う。
僕はシャンプーって、基本的には髪より頭皮を洗うものだと思っているんですよね。
あと、もう一つよく話すのがお湯の温度です。
僕は38℃くらいを目安にお伝えしています。
でも冬に38℃って寒いと思うので(笑)、絶対38℃!ではなくて、身体にかけるお湯より髪と頭皮は少しぬるめくらいでも大丈夫です。
特にカラーやブリーチをしている方には、色落ちや乾燥のこともあるので結構大事だと思っています。
高い商品を買わなくても、今日からできますからね!
僕はシャンプーを選ぶ時、髪質だけでは決めません。

「私、細い髪だから何を使ったらいいですか?」
みたいに聞かれることもあるんですけど、
僕の場合、実は髪質を見るのは最後なんです。
まず見るのが、カラーやブリーチ、縮毛矯正など、今まで何をしてきた髪なのか。
次に、今どれくらい髪に負担が出ているのか。
そのあとに髪質。
僕はだいたいこの順番で考えています。
同じ細い髪でも、ブリーチを繰り返している人と、ほとんどカラーをしていない人では状態が全然違いますよね。
なので、人気だから。いい香りだから。高いから。
だけでは、その人に本当に合っているかは分からないんです。
僕はシャンプーの相談をされたら、ボトルの裏側にある成分表示も結構見ます。
特に見るのは、ベースになっている洗浄成分。
市販のシャンプーが全部ダメ!というつもりはないです。
むしろ僕は、「美容室のシャンプーじゃないとダメですよ」
と強要するより、自分でも少し選べるようになってもらう方がいいと思っています。
その上でもっと髪をきれいにしたいとなったら、そこからサロンのシャンプーを考えてもらえばいいんですよね。
高いシャンプーを売りたいわけではないんです。
美容室でシャンプーを勧められると、
「結局、商品を買ってほしいんでしょ?」と思う方もいると思います。
まあ、そう思いますよね(笑)
でも僕は、無理して高いものを買ってもらって、続かなかったらあまり意味がないと思っています。
それよりも、今使っているものをまず否定しない。
どういうものを使っているのか知る。
その人がもう少し髪を良くしたいと思ったタイミングで、一つ上のホームケアを提案する。
僕はそのくらいの進め方がいいと思っています。
もちろんCAFREにも、サロンケアを初めて使う方でも取り入れやすいものから、髪の状態に合わせたものまで置いています。
でも、いきなり全部100点にしなくていいんですよ。
ホームケアって毎日のことなので、無理なく続けられることの方が僕は大切だと思っています。
傷んでから補うより、まず傷ませない。
美容室で2か月に1回トリートメントをする。でもシャンプーは、ほぼ毎日する。
そう考えると、「美容室でトリートメントしてるから、家のシャンプーは何でもいいですよね?」
と聞かれたら、僕はやっぱり、
「いや、むしろシャンプーの方を一回見直してみませんか?」って言います。
もちろんトリートメントで必要なものを補うことも大切です。
でも僕がCAFREをつくって、改めて大事にしたいと思ったのは、
傷んでから何とかするより、できるだけ傷ませないこと。
なんですよね。
それはシャンプーだけじゃなく、ここまでCAFRE JOURNALで書いてきたことにも全部つながっています。
頭皮を整えること。
髪に必要なものを補うこと。
薬剤による負担をできるだけ抑えること。
家でも少しだけ髪を大切にすること。
何のためにそこまでするのかと言ったら、
やりたい髪型ができた時に、髪の状態を理由に諦めてほしくないから。
結局、僕がCAFREでやりたいことって、そこなんだと思います。
年齢を重ねても、
「こんなカラーしてみたい!」
「パーマしてみようかな!」
と思ったら、やったらいいと思うんです。
そのために今の髪と頭皮を大切にして、できるだけ選択肢を残しておく。
Episode01からいろいろ書いてきましたが、CAFRE JOURNALで伝えたかったことを一つにすると、
「年齢を理由に、やりたい髪を諦めないでほしい。」
これなんですよね。

Episode10で一旦一区切りですが、CAFRE JOURNALはこれで終わりではありません!
これからはシリーズの順番にこだわらず、髪や頭皮のこと、お客様からよく聞かれること、僕が美容師を20年やってきて思うことなど、その時その時で伝えたいことを書いていこうと思っています。
なんか気になるタイトルがあった時に、ふらっと読んでもらえたら嬉しいです!!


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