僕が髪型を提案するとき、髪だけを見ているわけではありません。

和歌山・岩出のプライベートヘアサロン、CAFREの杉本です!

美容師なので、もちろん髪質や顔型は見ます。

でも僕、初めてのお客様に会った時って、実はそれより先に持っているカバンとか服装を結構見ています。

可愛い感じが好きなのか、かっこいい感じが好きなのか。

そこから話してみて、喋るテンポとか、言葉遣いとか、間の取り方とか。

たぶん僕は髪を見る前に、「この人って、どんな人なんやろ?」を見ているんだと思います。


目次

僕にとって「似合う」は、顔型だけではありません

顔型に合わせて髪型を考えることは、もちろんあります。

でも僕は、それだけで「似合う」を決めることってほとんどないです。

服装、性格、好きな雰囲気。普段どんな色の服を着るのか。

ブリーチをするなら、仕事で大丈夫なのか、その後の色落ちはどうなのか

そういうところまで結構考えます。

お客様が持ってきてくれた写真も、基本的に否定しません。

だって、その髪型をやりたいと思ったこと自体が、その人の好みなので。

少し違うなと思ったら、

「〇〇さんなら、ここをこうした方がもっと似合うと思います!」とプラスします。

僕にとっての「似合う」って、

その人のやりたいこと+その人らしさ。

たぶん、そんな感じなんですよね。


「お任せします」と言われても、結構聞きます(笑)

これ、僕のカウンセリングではかなり大事にしています。

「杉本さんにお任せします!」

と言われても、いきなり切ることはまずありません。

というのも、“お任せ”って人によって意味が全然違うと思うんです。

本当に僕に任せたい人もいれば、

どう伝えたらいいかわからなくて「お任せします」になっている人もいる。

だから僕は、その人の反応を見ながら結局聞きます。

極端な話、お任せだからって坊主にしていいわけじゃないですからね(笑)

カウンセリングしていて、「まだちょっと迷ってるな」と感じたら、無理に一つに決めないこともあります。

まず修正できるところまでやって、一度見てもらう。

そこから、

「これで良かったらこのまま。もう少し変えたかったら変えましょう!」

でも全然いいと思っています。

その方が、お客様も安心できるんですよね。


何年担当していても、毎回ちゃんと聞きます

長く担当しているお客様でも、

「いつもと同じで!」と言われても、僕は毎回聞きます(笑)

前回来てもらった時と今日では、気分が違うかもしれない。

新しくやりたい髪型ができているかもしれない。

だから、長い付き合いだからこそ勝手に決めたくないんです。

そして僕が、

「前回の髪、本当に気に入ってもらえたんやな」

と感じるのって、実は仕上がった瞬間より次回来てもらった時だったりします。

「周りから褒められました!」も嬉しいです。

でも、「前回と同じでお願いします」

これも、めちゃくちゃ嬉しいんですよね。

何週間もその髪で生活して、それでももう一回これがいいと思ってくれた。

美容師として、かなり嬉しい言葉だと思っています。


僕が提案したいのは、今日の髪型だけじゃない

20代の頃は、その日にやりたい髪型を作ることや、早く仕上げることも結構大事にしていました。

でも20年やってきて、そこは変わりました。

今は、今日綺麗なのはもちろん。

次にCAFREへ来てもらうまで、どうなのか。

伸びた時は? 色が抜けた時は? 家で扱いやすい? 次にやりたい髪型につながる?

そこまで考えたいです。

そして髪を綺麗にして帰ってもらうだけじゃなく、

「今日ここに来たから、一個なんか知れて良かったな」

っていうものも持って帰ってほしい。

僕が見られるのは、美容室にいる数時間だけです。

でも、その髪で生活するのはその後の毎日です。

だから僕にとって髪型を提案するって、

その人の髪型を決めるというより、その人のこれからの生活まで一緒に考えること。

今は、そんなふうに思っています!

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