「いつもと同じ」を叶えるために、毎回同じことはしません。

和歌山・岩出の美容室CAFRE(カフレ)、杉本のりとです。

「いつもと同じ感じでお願いします」

美容室ではよく聞く言葉です。

僕も長く担当しているお客様なら、好きな雰囲気も、いつもの色も、扱いやすい長さもだいたい分かっています。

でも実は、 仕上がりはいつも通りでも、毎回まったく同じ施術をしているわけではありません。

今日はそんな、普段あまり見えない部分の話です。


目次

髪は、前回とまったく同じではない

例えば2ヶ月に一度カラーをしている方。

根元には新しく生えてきた髪があり、中間には前回のカラー、毛先にはもっと前からの履歴があります。

その間にも紫外線を浴びたり、毎日ドライヤーを使ったり、アイロンを使ったり。

髪は少しずつ変わっています。

だから僕が最初に見るのは、「今日は何色にするか」だけではなく、今日の髪がどういう状態なのか。

同じ人の髪でも、毎回スタート地点は少し違います。


根元と毛先にも、同じ薬を使うとは限りません

ここはお客様からすると、あまり見えないところだと思います。

例えばカラーなら、元気な根元と何度もカラーしている毛先では、必要な薬剤の力が違います。

縮毛矯正も同じです。

新しく伸びたクセのある部分と、以前ストレートにした毛先を、全部同じように考える必要はありません。

必要なら薬を変える。 塗り分ける。 毛先にはつけない。 時間を変える。 トリートメントを組み合わせる。

何をするか」だけでなく、「何をしないか」も毎回考えています。

少し細かい話ですが、こういう小さな判断の積み重ねが、半年後、一年後の髪につながっていきます。年齢よりも、今の髪を見たい

40代、50代になると、以前とは髪質が少し変わってくることもあります。

でも僕は

「年齢層がこうだからこの薬」 とは考えません。

同じ年齢でも、髪は一人ひとり違うからです。

カラーの履歴も違う。 アイロンを使う頻度も違う。 クセも白髪も違う。

そして、これからやってみたい髪も違います。

だからカフレでは、年齢だけで決めるのではなく、今の髪を見て、その人に必要なことを考える。

そこを大切にしています。


髪を守るのは、我慢するためじゃない

僕が「できるだけ髪を傷ませたくない」と考えるのには理由があります。

ただ綺麗な髪を維持するためだけではありません。

白髪を活かして明るくしてみたい。

クセを活かしてみたい。

ストレートにしてみたい。

久しぶりにパーマもしてみたい。

その時に、 「ダメージがあるからできません」という選択をなくしたいたいからです。

だから必要以上に髪の体力を使わない。

「いつもと同じ」を丁寧に積み重ねることも、いつか「ちょっと変えてみたい」と思った時の準備になります

毎回違うことをするのは、違う髪にするためではありません。

これからも、その時にやりたい髪を楽しんでもらうため。

それが、カフレで施術を考える時に大切にしていることです。

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