鏡で見ている正面だけが、あなたの髪型じゃない。|岩出市 カフレ

和歌山県岩出市根来にある美容室カフレの杉本です。

美容室で仕上がった髪を見る時、最初に見るのは正面だと思います。

前髪や顔まわり、長さ、全体の雰囲気。

でも美容師側から見ると、正面はヘアスタイルの一部分です。

カットをしている時、僕は横に立ったり、後ろに回ったり、少し離れたりしながら何度も髪を見ています。

なぜなら、自分が鏡で見ている自分と、普段まわりの人から見えている自分は、少し違うからです。


目次

人から見られているのは、正面とは限らない

誰かとすれ違う時。
隣に座って話している時。
歩いている時。

人から見られているのは、正面だけではありません。

横顔だったり、斜め後ろだったり、後ろ姿だったりします。

だからカットでも、正面から見た仕上がりだけではなく、横から見たシルエットや後頭部の丸み、後ろから見た時の形まで見ています。

正面からは気づかなかったことが、少し角度を変えるだけで見えてくることがあります。

それも含めて、一つのヘアスタイルだと思っています。

似合う髪型は、顔だけを見ても決まらない

そして「似合う」を考える時は、見る範囲をもう少し広げます。

顔型や髪質だけではなく、首の長さや肩の位置、身長、普段の服装、その人自身の雰囲気。

髪型だけを切り離すのではなく、その人全体の中でどう見えるか。

そこを大切にしています。

たとえば同じボブでも、あと2センチ長くするのか短くするのか。
重さをどこに残すのか。
顔まわりをどこから動かすのか。

その少しの違いで、全体のバランスは変わります。

僕が考える似合わせは、決まった髪型をその人に当てはめることではなく、

その人を見て、その人に合うバランスを探していくこと。

だから同じ年代、同じような髪質でも、提案する髪型は一人ひとり違います。

サロンを出た後の髪まで考える

そしてもう一つ見ているのが、髪が自然に動いた時です。

美容室では最後に綺麗に整えて仕上げます。

でも普段は、歩いたり、下を向いたり、耳にかけたり、風が吹いたり。

家では自分で乾かして、自分でスタイリングします。

だから、綺麗に整えた瞬間だけではなく、普段の生活に戻った時にどう見えるかも大切です。

乾いた髪を動かしたり、手ぐしを通したりしながら、自然に落ちた時の毛先やシルエットまで確認します。

自分では見えないところまで、髪型です

次に美容室で仕上がった時、正面だけではなく横や後ろも見てみてください。

自分では普段あまり見ることのない角度ですが、そこも毎日のあなたの一部です。

正面から見た時。
横から見た時。
後ろから見た時。
そして髪が自然に動いた時。

どこか一方向だけではなく、その人全体を見て髪型を考える。

カフレで大切にしている「似合わせ」は、そういうものです。

自分では見えなかった角度から見た時にも、

「この髪、いいな」

そう思ってもらえる髪をつくりたいと思っています。


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